【文京区】都内でも有名な後楽園に行ってみては?

東京で有名な公園には、文京区の小石川後楽園があります。 アクセスは、JR中央線・総武線飯田橋駅、東京メトロ丸の内線、南北線とも後楽園駅、東西線、有楽町線、南北線とも飯田橋駅が利用できますが、都営地下鉄大江戸線飯田橋駅が至近です。

此処は江戸時代初期、水戸藩の初代藩主徳川頼房が造園を始め、水戸黄門として有名な二代光圀の代に完成しました。 光圀は作庭について、中国からの亡命者で儒学者の朱舜水を相談者とし、「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ、」という中国の古典の一節から取って後楽園と名付けました。庭園は大泉水を中心とした回遊式築山泉水庭園で、約7万㎡の広さを誇ります。園内は中国趣味が溢れ、各所に中国の名所の名を付けた見所があります。

春の桜、夏の菖蒲など各季節それぞれの見所がありますが、特に秋の紅葉の美しさで有名で、11月には紅葉まつりも行われます。昭和27年には特別史跡と特別名勝に指定されています。二重に指定されているのは、都内では小石川後楽園を含めて2件、全国でも9件しかない貴重なものです。園内には、光圀が嗣子の妻に農民の労苦を教えるため作られた稲田があり、現在では近くの小学生達によって手入れがされています。

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